社長あいさつ

造園は植物・石材・竹木材その他の建築資材を含め、あらゆる材料を用いて空間を作る「物づくり」です。その空間を眺める人、住まう人、集う人、すべての人が心地よく、環境への負荷が少ない造園を心がけています。

昭和41年に植木職だった先代が個人経営から株式会社にあらためて五十余年。会社創設以来、様々な経験と研鑽を積み、多くのお庭や緑地、公園に携わってまいりました。お庭の植木の手入れから始まり、個人邸から寺院の作庭、街角の緑の造成から地区公園の造園工事まで。この間に私たちの仕事は対象となる物件の目的や規模、技術の革新、建築や土木的な要素など、大きく変化いたしました。

しかし私たちの仕事の基礎にあるものは始めの頃と何一つ変わりません。先達がお庭の手入れや掃除をする時の仕上がりの美しさを目指す気持ちこそが、今の私たちの高い品質を目指す姿勢に繋がっています。「不易流行」変化をしてはいけないものと変化しなくてはならないもの。

守り続けることによって新しいものが生まれ、新しいものを生むことによって守り続けることが出来るのかもしれません。